過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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594:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/18(水) 19:28:14.57 ID:P18S44Kp0
「熱膨張を起こしていたと思われる死星獣が、
全て連鎖爆発を起こしました! 
周囲にこれ以上の死星獣の反応は確認できません! 
迎撃に成功しました!」

渚が上ずった声を上げる。

『……手柄だな、絆特務官……
どうして奴らが熱波を発する寸前にコアを撃ちぬくと、
その熱に引火して爆発すると気づいた?』

駈に通信で問いかけられ、絆はくぐもった声を返した。

「勘だ……ただの……」

そこまで言った時だった。

絆の喉に、不意に血なまぐさい感触がせり上がってきた。

猛烈な吐き気に耐え切れず、
絆は手で口を抑えて激しく咳き込んだ。


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