過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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607:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/19(木) 19:02:55.89 ID:Xk7rhViu0
「はい。あなたは、私達のことを人間と
同じ生き物だと思っているようですね」

彼女は目を伏せて続けた。

「私達は、概念からして人間とは異なる生き物です。
互いが繋がり合っている生命体とでも言えば
いいでしょうか。
死んでも、その繋がりは途絶えることがありません」

「……意味が分からない。もっと、
分かるように説明してくれ」

「私達は、死んでも元の一つの生命体に戻るだけです。
人間とは、その部分が大きく異なります。
『バーリェ』とは、一つの大きな『意思』であり
一個の生命体です。
あなたが接していた『圭』という人格は、
その一端末に過ぎません」

圭の姿がノイズがかって歪んだ。


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