過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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613:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/19(木) 19:06:56.04 ID:Xk7rhViu0
「誰だって死にたくないだろう。
俺だってそうだ。
生きたいと願うのが当たり前だ。
だから俺は、お前達を守ると決めたんだ」

「だから生きろと命令したのですか?」

「そうだ。それが当たり前のことだと思うから、
俺はお前達に命令した。何か……おかしかったかな」

「いいえ……おかしいとは思いません。
思いませんが……
あなたは随分他の『人間』とは違うのですね」

「最初からこうだったわけじゃない。
お前達を何人も犠牲にして、そして得た結論だ。
お前達がいなければ、
俺はここまで変わることはできなかった」

絆はそう言って息をついた。

そして圭の頭に手をポン、と置く。


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