過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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656:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:43:16.51 ID:2BLGZ8KQ0
「構わないだろう……渚さんのことだ、
薬はちゃんと飲ませてくれたと思うからな」

「信用しているようだな。あのクランべを」

淡々とそう言われ、
絆は少しムッとしてそれに言い返した。

「悪いか?」

「……君はやはり異様だよ。
同じ人間なのかと疑問さえも抱く」

それには答えず、駈はそう言ってサングラスを外し、
目頭を手で抑えた。

「おそらく、そのクランベにさえも異質に
映っているだろうな、君の姿は」

「何を言いたい……?」


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