過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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664:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:50:07.03 ID:2BLGZ8KQ0
言葉を失った絆に、駈は付け加えた。

「無論タダでとは言わない。大恒王はあくまで君が、
個人的意思で運用したものと
主張してくれればいいだけだ。
君の命は保障しよう。その代わり……」

「俺の脳の研究をさせろと言いたいのか……!」

「そうだ」

頷いて、駈はポケットに手を突っ込んで
壁に寄りかかった。

「私達にとっても、君にとっても悪い話ではない。
生存確率は、大恒王の方が圧倒的に高い。
『死ぬのが怖い』のなら、乗るべきだと私は思うが」

――卑劣だ。

いけしゃあしゃあとした顔で、よくやる。


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