過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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672:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:55:58.49 ID:2BLGZ8KQ0
駈が壁にプロジェクターで映像を投影する。

そこには、ミサイル弾のようなものが映っていた。

それが何なのかを知っている絆達は、
沈黙して彼を睨みつけた。

『この合成ガスは、炸裂した地点から
半径五キロ以内の、全ての動植物の活動を
停止させる。いわゆる有毒ガスだ。
すべての機体に、一発ずつこの特殊弾が搭載されている』

『やはりこれは……非人道的すぎるのでは……』

椿がそう漏らすと、
駈は手元の資料に視線を落として答えた。

『何を言う。先に手を出してきたのは新世界連合だ。
彼らを駆逐しなければ戦いは終わらない』

遠まわしに、特攻しろと言っているのに近い。

現場に出向く椿が青くなったのも分からなくはない。


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