過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 21:58:09.36 ID:2BLGZ8KQ0
*
十分があっという間に経ち、
大恒王は脚部キャタピラを回転させながら、
着陸している艦の外に出た。
『エネルギーラインノ確率ヲ確認。
ハイコアノ接続ヲ感知。
システム、殲滅(ジェノサイド)モードヲ起動シマス』
「大恒王、テイクオフします!」
渚の声と共に大恒王が背部ブースターを
点火して、凄まじい勢いで空中に浮かび上がった。
他のAADも飛び上がりはじめる。
大恒王の背後に、ぴったりと椿のAADがついた。
『後ろは任せてください!』
椿の声が聞こえ、絆は軽く笑ってそれに返した。
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