過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 22:01:21.90 ID:2BLGZ8KQ0
純がそう叫ぶように言って、
大恒王の肩部ブレードを抜き放つ。
『「ハイ・シィンケルハンドブレード」ヲ展開。
続ケテ「スティグマスフィール」ドヲ
全方位ニ展開イタシマス』
大恒王が灰色に光り、
エネルギーのフィールドを周囲に展開する。
「認識させない!」
純がそう怒鳴ると、彼女は高速で操縦桿を動かした。
空中から現れた数十体の死星獣の一角を、
流星のように飛んだ大恒王が駆け抜ける。
遅れて背後でブラックホール粒子を炸裂させて
死星獣達が大爆発を起こした。
「凄まじい転移量です! 感知限界を超えました!
五百……六百……嘘……!」
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