過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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684:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 22:05:50.74 ID:2BLGZ8KQ0
しかし彼女は、背後に他のAAD達が
ついてきているのを確認すると、また声を張り上げた。

「攻撃して! 六百番台、
ケルミカルミサイルを使いなさい!」

――ケルミカルミサイル。

今回、各機体に積まれている有毒ガスを
詰め込まれたミサイルだ。

絆が待て、と言う前に、背後から近づいてきていた
戦闘機型AADが、一斉に毒ガスミサイルを発射した。

純の言葉を、絆の命令だと誤認したのだ。

ミサイルはそれぞれ放物線を描いて打ち上げられると、
手近な死星獣に向かって突進を始めた。

純がそこで、大恒王のブースターを全開に吹かした。

「ごめんなさい! 耐えてください!」

凄まじいGが絆達を襲う。


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