過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 22:07:13.20 ID:2BLGZ8KQ0
「ホワイトホール粒子……
ブラックホール粒子の反物質か!」
絆は操縦桿を握りながら押し殺した声を発した。
ブラックホールと対極の位置にあるもの。
それがおそらく、ホワイトホール粒子。
それはブラックホール粒子を相殺して
打ち消すだけではなく、死星獣の動きを止め、
干渉することができるらしい。
白いホワイトホール粒子に当たった森が、
綺麗に消滅していく。
まるで破壊の雪のような光景が広がっていた。
「ミサイルを発射した機体は後退しろ!
邪魔になる!」
絆が怒鳴る。
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