過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 22:10:15.22 ID:2BLGZ8KQ0
渚が上ずった声で叫ぶ。
背後から出現した戦劫王は、
大恒王のブースターに向かって
ブレードを振り下ろした。
そこで、間に椿の機体が割って入った。
「椿さん!」
絆が慌てて怒鳴る。
椿の機体は、しかし返事をする間もなく
肩口から袈裟斬りに両断されると、
空中を錐揉みに回転しながら落下し始めた。
その瞬間、大恒王を突き飛ばして
ブレードを避けさせる。
やがて煙を上げた椿の機体が森に落下し、
遅れて爆炎を上げた。
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