過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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714:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/25(水) 17:55:27.58 ID:JyuEt+7B0
絃は大声を上げてニィ、と笑った。

その顔は奇妙な程、絆がかつて知っていた
彼とは違った粘土細工のようなものであり。

感情を感じさせないものだった。

「だから俺達は……」

「…………変わったな」

絆は銃をミサイルにつきつけたまま、静かに言った。

絃が言葉を飲み込んで、息をつく。

「何がだ?」

「俺も、あんたも変わっちまったよ。
絃、愛してたんだろ? 桜のこと……」

その名前を聞いた絃は、
鼻でそれを笑い両手を広げて声を張り上げた。


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