過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/25(水) 17:58:34.42 ID:JyuEt+7B0
十センチ四方程のそれは、
光を反射して眩くきらめいていた。
――天使一号。
死星獣を、バーリェを具現化させている
端末のうちの一つ。
「いいだろこれ……これがあると、
思うだけで死星獣を作り出すことが出来るんだ」
絃はそう言って、目を閉じて何事かを念じ始めた。
彼の背後の空間が揺らめき、
金色の死星獣が何匹も姿を現す。
「嘘、だろ……」
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