過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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732:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/27(金) 18:35:47.20 ID:pjq4rUFZ0
じりじりと距離を詰めてくる絃を睨みながら、
絆は指先に力を込めようとして、
しかし体の感覚が完全に麻痺している
事実に気がついた。

腹を撃たれたのが最後だったらしい。

――死。

俺は死ぬのか。

このまま、こんなところで。

動悸を無理矢理に抑え、荒く息をつく。

そして彼は、コクピットに向けて怒鳴った。

「今だ雪! 逃げろ!」

「何……?」

一瞬絃が緊張する。


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