過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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736:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/27(金) 18:38:12.44 ID:pjq4rUFZ0
「絆……」

雪は微笑んで、そしてかすれた声で続けた。

「……私、ちゃんと絆を助けられた……?」

「ま、待ってろ、
今血を止めてやる……血を……」

震える手で、ぐちゃぐちゃになった
雪の胸を押さえる。

「止まらねえ! ……止まらねえよ!」

後から後から血が流れだしていた。

「おい! 何見てる! 何見てんだ! 
助けてくれ! 俺のバーリェが
……雪が! 雪が死んじまう!」

新世界連合の人間達に、気づけば絆は哀願していた。

「誰か……誰か! 雪が! ……雪が!」


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