過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/27(金) 18:44:37.20 ID:pjq4rUFZ0
亡骸をそっと地面に置いたところで、
体中の力が抜けた。
泥水の中にうつぶせに倒れこむ。
もう、体を動かすことが出来なかった。
……ごめんな。
お前達を、十分に愛してやることが
できなくて、ごめんな。
ただ、守りたかっただけなんだ。
ただ、お前達と一緒に暮らしたかっただけなんだ。
でも、それは。
何よりも難しいことで。
何よりもつらいことだったんだよ。
襲ってくるのは自責の念。
狂気の感情。
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