過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/22(木) 20:35:43.32 ID:sON2xcHy0
優が狼狽しているのか、ポツリポツリと言う。
「この森焼くの? どうして?
こんなに綺麗なのに……」
『それに人って……敵は死星獣じゃないんですか?』
「エマージェンシーコールレッドだ。理解してくれ」
呟くように早口で言う。
その単語は、バーリェの脳の中に
刷り込まれた記憶を制御する「キーワード」だ。
途端に優と文が顔を見合わせ、頷いた。
「分かった。絆に任せるよ」
『分かりました。何をすればいいですか?』
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