過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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78:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/22(木) 20:35:43.32 ID:sON2xcHy0
優が狼狽しているのか、ポツリポツリと言う。

「この森焼くの? どうして? 
こんなに綺麗なのに……」

『それに人って……敵は死星獣じゃないんですか?』

「エマージェンシーコールレッドだ。理解してくれ」

呟くように早口で言う。

その単語は、バーリェの脳の中に
刷り込まれた記憶を制御する「キーワード」だ。

途端に優と文が顔を見合わせ、頷いた。

「分かった。絆に任せるよ」

『分かりました。何をすればいいですか?』


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