過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/23(金) 20:21:18.71 ID:U/74IjXl0
「合図が出たら、索敵しながらゆっくり進む。
文、武装のロックを解除しろ。機関砲だけでいい」
頷いて文が集中する。
「頭部マシンガンノロックヲ解除シマシタ」
ガチャン、とカバーが開いて何かがせり出す音がして、
機械音声が流れる。
――これでいい。
これでいいんだ。
生きて、帰る。
この子達を守るために。
それがどんなに狂っていて、
どんなに間違ったことだとしても。
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