過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/23(金) 20:21:51.34 ID:U/74IjXl0
俺は、そのために戦いたいんだ。
それがたとえエゴだとしても。
そうするしか、ないんだ。
操縦桿を手の甲に骨が浮く程強く握り締める。
やがてポンという気の抜けた時報と共に、
渚の声が流れた。
『○七○○時になりました。ミサイル攻撃、
爆撃を開始します。特務官、衝撃に備えてください』
「了解」
優と文が不安そうに顔を見合わせる。
「大丈夫だ。俺の言う通りにしていれば、
すぐにラボに帰れる」
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