過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/23(金) 20:23:47.99 ID:U/74IjXl0
あと三十分。
グリーンラインで優と文を使い続けて、
彼女達の一時的な限界が訪れるまでのタイムリミットだ。
それまでに勝負を決めなければいけない。
いや、決める。
ここに絃がいるとは限らないが、
自分は与えられた役割を完璧にこなして、そしてラボに戻る。
笑って、雪を迎えてやるんだ。
『特務官、前進してください』
渚のオペレーティングが聞こえる。
絆は狼狽している優と文から視線を離し、
陽月王の操縦桿を握った。
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