過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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92:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/23(金) 20:24:59.53 ID:U/74IjXl0
「……なら……!」

「でも、お前達が笑って暮らすためには、
この森が邪魔なんだ。ここに敵が隠れてる可能性が高い。
だから壊す。これは決定事項なんだ」

「そんなの……そんなのおかしいよ!」

優が、しかし絆の言葉を打ち消した。

思わず黙った絆に、優は燃え盛る周囲と、
少し離れた場所にまた爆雷が投下された現実を見て、
声を張り上げた。

「こんなことして笑って暮らせない! 
酷すぎるよ、おかしすぎるよ絆!」

「……俺に任せるんじゃなかったのか?」

「そういう問題じゃないよ、絆は何も感じないの? 
そんな訳ないよね、だって絆だもん……!」


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