793: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/04/28(土) 00:02:44.12 ID:0IyvONcWo
>>781 つづき。
魔王「……」
794: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/04/28(土) 00:03:27.40 ID:0IyvONcWo
魔王「まだ気持ち悪い……」
髪の毛を乾かす気にもなれず、ベッドの上に腰をかけた。
だめだ。なにもする気になれない。
795: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/04/28(土) 00:04:19.40 ID:0IyvONcWo
魔王「うぷっ……うう……」
嘔吐感があっても吐くものが胃にないようで、気持ち悪さだけが残っていた。
うう……なんでこんな目に合わなければならないのだろう。
796: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/04/28(土) 00:05:07.16 ID:0IyvONcWo
大臣「失礼します」
魔王「……」
797: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/04/28(土) 00:05:42.30 ID:0IyvONcWo
大臣「……魔王様っ!?」
わたしの顔色を見て、ガーゴイルの表情が一遍した。
そうか。そんなにわたしの顔色は良くないか。
798: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/04/28(土) 00:06:29.33 ID:0IyvONcWo
昨日、ガーゴイルに対して“魔眼”を使用したのだけれど当人は気付いてないのだろうか。
正直に言って内心では怒られるかと冷や冷やしていたのだけど。
この様子を見る限りでは大丈夫らしい。
799: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/04/28(土) 00:06:53.63 ID:0IyvONcWo
呪詛? 呪いだって? そんなに大それたものなのだろうか。
確かに気持ちが悪い。破滅的に最悪な気分だ。
内臓が全て口から出て行きそうなくらい、気分が悪い。
800: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/04/28(土) 00:07:42.80 ID:0IyvONcWo
“なにかが起きてから〜”ってもう起きてるよ。
って言うのは置いといて。
静かに眠らせて貰えれば治りそうな気がするんだけど。
801: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/04/28(土) 00:08:11.68 ID:0IyvONcWo
ああ、もう勝手にして。
口を開くのも、瞼を開けているのも限界だ。
少しだけ眠らせて貰うよ。
802: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/04/28(土) 00:08:43.26 ID:0IyvONcWo
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