903: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/05/14(月) 14:53:46.40 ID:dmKrlyEYo
アラクネ「さて、と」
一旦、魔王様は放置。
先に御爺ちゃんをこの部屋から退去させるのが第一目標だと私は判断した。
904: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/05/14(月) 14:54:23.78 ID:dmKrlyEYo
アラクネ「お部屋までお連れしますねー」
亀爺「おうおう、悪いねえ……でも、魔王さまが……のう……」
905: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/05/14(月) 14:55:25.67 ID:dmKrlyEYo
……。
…………。
………………。
906: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/05/14(月) 14:55:52.56 ID:dmKrlyEYo
アラクネ「……ふう」
亀の御爺ちゃんを部屋に運んでから再び魔王様の部屋へ。
魔王様は相変わらず顔色最悪で最愛の恋人である便器を抱きかかえていた。
907: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/05/14(月) 14:56:23.77 ID:dmKrlyEYo
どうしてそれが、亀の御爺ちゃん。“グランドタートル”の出番と相成ったのか。
その想像も容易だった。
まず、我等が魔族の大臣であるガーゴイル。
908: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/05/14(月) 14:57:40.45 ID:dmKrlyEYo
端的なお答え。
実にわかりやすい。
オロオロと吐き気は止まらないし、実際に吐き出してもいる。
909: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/05/14(月) 14:58:59.97 ID:dmKrlyEYo
アラクネ「取り合えず、横になりましょう」
魔王「い、や……ここの方が……」
910: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/05/14(月) 14:59:42.12 ID:dmKrlyEYo
魔王「……ふう、ふう」
アラクネ「さ、て」
911: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/05/14(月) 15:00:27.88 ID:dmKrlyEYo
アラクネ「?」
閑散としている貯蔵庫内にちょこんと1本。
透明な瓶に詰められている茶色い液体。これは……?
912: ◆H7NlgNe7hg[saga sage]
2012/05/14(月) 15:00:57.68 ID:dmKrlyEYo
アラクネ「じゃあ、魔王様。とりあえずコレを飲みましょうか?」
冷えた瓶を持ってベッド横へと移動する。
甘いってことは糖分が入ってるんだろうし、吸収も良いでしょう。
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