過去ログ - 長女「は? 婿養子?」母「そうよ」
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129: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/04/07(土) 20:50:21.91 ID:/SnZ6bbHo
三女「まだ、隠してることがあるのかな……」

次女「信頼されてるわけじゃないもんねー」

長女「な、なんでそんなこと言うのよ」
以下略



130: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/04/07(土) 20:50:46.47 ID:/SnZ6bbHo
三女「男くんは、大げさに嘆いて、あれは演技だーって見せかけようとするけど」

長女(ああ、演技ね)

三女「下姉さんも、ふざけた感じで、よく感情をごまかそうとする」
以下略



131: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/04/07(土) 20:51:13.32 ID:/SnZ6bbHo
長女「私たちは、まあ、あんたに結婚は譲っても別にいーわよ。なんか一番仲良さそうだし」

三女「……いや、私は」

長女「でもね、もう家族なんだから、最後まで彼に付き合うわよ」
以下略



132: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/04/07(土) 20:51:44.17 ID:/SnZ6bbHo
次女「だって、男くんが私を好きじゃないのは知ってるし」

長女「あんたはどうなのってことよ」

次女「私はそこまででもないかなー」
以下略



133: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/04/07(土) 20:52:31.32 ID:/SnZ6bbHo
次女「そしたらさ、まずは経理さんに連絡取ってみない?」

長女「な、なんでよ」

次女「だって、一番可能性がありそうなのって、例の借金取りでしょう。事務所の住所、分かるんじゃないの」
以下略



134: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/04/07(土) 20:53:10.43 ID:/SnZ6bbHo
三女「朝の時間にすみません、母がご迷惑をおかけしておりまして」

三女「あ、そういうわけじゃ、あの、実は急ぎでお聞きしたいことが……」

三女「そーです! 例の男くんの件で。ちょっとですね、返済先の事務所の住所と電話番号を知りたいんです」
以下略



135: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/04/07(土) 20:53:47.64 ID:/SnZ6bbHo
三女「……わ、分かりました。じゃあ、姉が」

ピッ ツーツー

三女「……」
以下略



136: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/04/07(土) 20:54:29.35 ID:/SnZ6bbHo
長女「そりゃ、行くしかないでしょ。でも、行くなら三人で行きましょう」

次女「それって、大丈夫なの?」

三女「……男くん、事務所に行くとは限らない」
以下略



137: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/04/07(土) 20:54:52.37 ID:/SnZ6bbHo
車内。

男「……」

借金取り「大丈夫? 男」
以下略



138: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/04/07(土) 20:55:33.87 ID:/SnZ6bbHo
運転手「お嬢はお前ん家の借金をまとめてくれたんだぞ。分かってんのか」

男「……」

運転手「お前んところの親父は経営に無能だったくせに、気風だけは大人物のつもりであっちこっちから借金引き受けてたからな、分かるか?」
以下略



139: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/04/07(土) 20:56:02.56 ID:/SnZ6bbHo
運転手「マジでいってんのか?」

男「もちろん。差し伸べられた手を振り払うのも権利ですよ」

運転手「お前、お嬢がな」
以下略



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