過去ログ - 【俺好みの安価&コンマだ…】型月&遊戯王総出演祭!【まるで意味がわからんぞ!】
1- 20
660:1 ◆hb4ws3TSKs[saga]
2012/04/03(火) 00:56:40.61 ID:PiUpqXCr0
全速力で火山の麓へ走る。
自分でも誰かの力を頼るべきだとは思ったが、今はそんな暇も惜しいのだ。

「ヒータ……!」

―――――――――――――――

着いた。
恐らくここに件の敵がいる筈だ。

「円卓の騎士の一人、サー・ランスロットが参上仕った!さぁタタリよ、姿を現せ!」

大声を上げここに来た旨を伝える。
……だが、一向に返事が来ない。
まさか騙されたのか?などと思っていると、


「―――最初から物事を決め付けてかかるのは良くないな。ランスロット」


夜でも昼以上に暑い火山周辺の暗闇に、女の子らしき声が響いた。
―――いや、誤魔化す事もないだろう。
この声は正しくヒータ、彼女本人のものだ。
違うのはその口調、台本を読むかのように劇がかって話すその口調ただ一つである。

「……お前は誰だ」


「おっとごめんごめん。こっちだけ姿を見せないのは不公平だよな」


言い終わるや否や、背後から突然ヒータが現れた。
……間違いない。
どこからどう見ても、完璧にヒータだ。

「おす、さっきは驚かせてごめんな」

「ヒータ……なのか」

「何言ってるんだ、当たり前だろ。……実は今日は、言いたい事があるんだ」

「何の事だ……?」

「オレ前さ。お前の告白……その、断っただろ?それについて、オレなりの答えが出たんだ……」

喋りながら頭一つ分以上離れている俺の肩を掴み、ゆったりとしたペースで引っ張っていくヒータ。
普段の様子と相反して、顔を赤く染め目が潤んだその姿はひどく官能的だ。

「オレの決心はもう着いた。だから……」

「――――――」

「オレを、ぐちゃぐちゃにしてくれ、ランスロット―――」


直後判定
コンマ5以上で正気に戻る
念願の状況 -3
使命 +1


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/283.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice