過去ログ - 召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その38
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◆1otsuV0WFc
[sage saga]
2012/05/14(月) 15:28:13.26 ID:WskUfeWXo
ドドオオオオォォォォ……
召喚士(あ……れがっ、魔王……ベルゼブブ……っ)
魔道士「……っ」
皮肉な事に、1番最初に魔王へと辿り着いてしまったのは、彼らであった。
5人の男女はベルゼブブの発した静かな一言に一喝され、ただ黙るしかなかった。
これまで幾度も魔王と対峙してきた。戦ってきた。
単純な強さにおける畏怖であれば、イブリースが最もたるものであっただろう。
しかし目の前に存在する、玉座に座り、片肘を立て、顔を乗せ、足を組む。
目を瞑り、音楽に耳を傾けるその優雅なる存在は、明らかに異質であった。
冷たく、静かで、思考の一切を悟らせないような、そんな存在。
傍から見れば人間のようなシルエットの奥に潜む、不気味で恐怖の塊が、
召喚士達をただ無言でその場に立ち尽くす事の要因となっていた。
そしてついに、詩人の手は止まる。それは即ち、演奏の終了を意味するものだ。
召喚士「……っ!!」
魔王ベルゼブブは今、ゆっくりと玉座より立ち上がった。
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