過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
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◆HvWr2kWl99Dz
[saga sage]
2012/03/24(土) 18:43:03.51 ID:HKWzWsc10
それでも、答えを得ることはできた。
その答えが正しいのかどうかは分からない。それでも、報せる価値はある。
今尚全太陽系に発進し続けられているこの強力な通信波。
これほど強力であれば、その元を辿ることは容易い。そこに赴き、それを伝える。
向こうの状況を把握しているのなら、声を伝える事だってできるはずだ。
確実ではないが、きっと今はそれが自分のなすべきことだとマミは考えていた。
「隊長っ!高速でこの宙域に接近する機体があります」
思索にふけるマミと、呆然としたままのゆま。
その二人に向けて、その声は投げかけられた。
「っ。機体って、バイドのものなの?それとも味方かしら?」
いち早く我に帰ると、マミはすぐに詳細を問いただした。
「わかりません。所属不明。データにもない機体のようです。凄い速度で向かってきてますっ」
判別はつかないということは、概ね敵と見て間違いはない。
相手は一機だが、こちらは皆ボロボロの状態である。油断はできない。
「損傷の少ない機体は前面に出て頂戴。正体不明機の姿が見えたら一応コンタクトを。
応答がないようなら、そのまま各自散会して攻撃をしかけて。相手が行動する前に勝負をつけるわ」
指示を飛ばせば、すぐさま各所から了解の返事が届く。
「ゆ……ルネちゃんも、前に出てくれるかしら」
「うん、わかったよ。お姉ちゃん」
ようやく我に返ったゆまが、前線へと進む部隊の中に加わっていった。
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