過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
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313: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/04/27(金) 22:15:41.22 ID:6LJg6SVs0
波動砲のチャージを開始。グランドフィナーレが、バイドへ向けて突き進む。
行く手を阻むフォースの群れ。次々に吐き出され、グランドフィナーレを叩き落そうと迫る。
その悉くをすり抜けるようにして、速度を落とすことなく突き進む。

だが、追い詰められたバイドもまた、その抵抗を諦めるつもりはないらしい。
琥珀色の液面から、グランドフィナーレの侵攻を阻むかのように何かが突き出してきた。
それは巨大な塊。無数の機械が寄り集まってできた壁。
それがそのまま、グランドフィナーレを押し潰そうと押し寄せる。
これほどの巨大な物質を生み出す能力さえも備えていたのか、ほんの僅かに驚愕した。
だが、それでもグランドフィナーレを止めることはできない。

「まどか。お願い」

「任せて、スゥちゃんっ!」

そして、機械の塊がグランドフィナーレの存在していた空間を押し潰す。
それが通り過ぎていった後、まどかの魔法が転移させたグランドフィナーレが
再びその姿を現し、バイドへと向けて突き進んでいく。

グランドフィナーレの性能と、スゥの卓越した技量。
そして更に緊急回避的に用いられるまどかの魔法が合わさり、最早彼女達を止められるものは何も無い。
そしてグランドフィナーレは悠々と波動砲のチャージを完了させ、バイドへ向けて打ち放った。

放たれるのは光の奔流。最大最強のギガ波動砲。
波動砲そのものが強化されたわけではなかったが、それでもグランドフィナーレは
ギガ波動砲の最大の弱点たる長大なチャージ時間を短縮させ、通常の波動砲程度までそれを縮める事に成功していた。


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