過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
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4: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/03/24(土) 18:37:51.64 ID:HKWzWsc10
誰もが、言葉を失っていた。
誰もが、信じられないものを見るかのようにその光景を眺めていた。
そしてそれは、それをもっとも身近で見てしまっ

た彼女も、同じ。

「……そん、な。バカな」

全ての物を飲み込み砕く、最強のギガ波動砲。
その奔流に飲み込まれ、完全にバイドの姿は光の中へと没していた。
そして、その奔流が駆け抜け、過ぎ去った後には。


傷一つない姿の、バイドの姿があった。


「ギガ波動砲すらも通用しない。一体、一体どうすればっ!」

ギガ波動砲は間違いなく、現行の人類が生み出した最高の攻撃手段である。
R戦闘機という一個の戦力が持ちうる戦力としては、これ以上のものは存在しない。
これ以上ともなれば、ウートガルザ・ロキや超絶圧縮波動砲のような戦略兵器クラスの代物しかない。
そして、いかなラストダンサーといえど、そんな戦略兵器を搭載することは不可能であった。
つまりそれは、ラストダンサーにはもはや、あのバイドを撃滅する手段が存在しないということを示していた。

そして、その光の奔流を受け止めて尚傷一つ負うことなく、バイドはそこにあり。
再び、目前の敵を破壊するための行動を開始した。


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