過去ログ - 魔法少女隊R-TYPEs FINAL2〜ティロ・フィナーレの野望〜
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542: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/05/26(土) 21:05:06.61 ID:UDXMKSJP0
「どうやら成功したようだ。今後はこの調子でスゥ=スラスターを複製していくよ。
 肉体については、複製体のデータを元に作り出すことにするさ」

「素晴らしい、素晴らしいわっ!これならば申し分はなさそうね。戦火を生み出す私の剣。世界を導く私の剣!
 早く数を揃えて欲しいものね。頼んだわよ、インキュベーター?」

その成果に満足げに頷いて、少女は声を荒げて笑う。
間違いなくこうして生み出された少女達は、最強クラスのパイロットである。
けれどこんなことをするくらいなら、無人兵器にソウルジェムだけを積んだ方が早いのではないか。
そんな問いを、かつて投げかけたことをキュゥべえは思い出していた。

少女はその時答えていたのだ。
人の世を導くための剣が、一山いくらの無人兵器ではいけないのだと。
その為の剣は人でなければならぬ。人の姿で忠実に、私に傅く者で無ければならぬと答えた。
だからこそ世界を自分の掌の上に転がしているという、そんな実感を得られるのだという。
それが、彼女の美学なのだという。それは未だ以って尚、キュゥべえには理解できないことであった。

「これからはもっと忙しく、そしてもっと楽しくなるわ。
 貴方も精々楽しみなさい。面白きことはよきことなり、よ」

最後の言葉を告げ、ゲイルロズへと向かう部隊を送り出す父の姿を見下ろしながら。
少女はとても楽しそうに、その唇を歪めたのだった。


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