248:第六話[saga]
2012/04/26(木) 18:34:26.90 ID:RuIuJ0jy0
――――――――――――――――――――――――第六話「破魔も自爆もあるんだよ。」
さやか「さて、三人だけになっちゃったねぇ。」
ハイピク「でさやかちゃん、たしかニヒロ機構って組織がここギンザにあるんだよね?」
鵺野「ニヒロ機構? なんだそれは? 俺にも詳しい話を聞かせ―――」
さやか「嫌。」
鵺野「あのなぁ、強がりを言ってる場合じゃ……。」
さやか「さっきも言ったように、あたしは信用したわけじゃないんだよ。 わかってんでしょ?」
鵺野「うぅ……。(そこを突かれると弱いな……)」
さやか「だからそんな人に教えるのは――」
ハイピク「さやかちゃん。」
さやか「? 何ピクシー?」
ハイピク「この人……きっといい人だよ。 私、なんとなくわかるよ。」
さやか「ピクシー……でも……。」
ハイピク「それに赤の他人だったのは私も変わらんないでしょ?」
ハイピク「少しくらい、信じてあげようよ。 先生の事を。」
さやか「ピクシー……。」
さやか「………。」
さやか「……悪かったよ。あたしも言い過ぎた。ごめん。」
鵺野「さやか……。」
鵺野「君はいい子だなぁ……。」ナデナデ
鵺野はさやかの頭を撫でつつ言う。
さやか「ちょ、ちょっと!? 恥ずかしいからやめてよ……。」
気恥ずかしそうにさやかが言う。
ハイピク「あははは……。」
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