過去ログ - シャル「一夏、インフィニット・ストラトスの二期が始まるらしいよ？」
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10:エピローグ、シャルの思い出 ◆Al2jfD1QyfOC[saga]
2012/03/24(土) 01:09:35.77 ID:aJXlekV90
>>9 thx


一夏「アイス買ってきたぞ」

シャル「ありがと！」

シャル「えへへ、まだ時期的にちょっと早いけど、美味しいよ」

シャル「よかった……僕、一夏がつまらなそうで心配したんだ」

一夏「そんなことないぜ」

シャル「あれ、変わった味」

シャル「これ、杏仁ソフトクリーム？珍しい味だね」

一夏「うん、うめえだろ。中華風で。鈴が教えてくれだんだけどさー」

シャル「…………」

シャル「鳳さんと、来たの？」

一夏「うん、二人でよく来るぜ。あいつ舌が肥えてるし、料理も上手だから、一緒にいると美味いもん食えてお得だよな。嫁に貰いてえタイプ」

一夏「あ、でもセシリアともよくデートするぜ。この間なんか二人でディスコ行ってさー。そのまま朝帰りしちゃったよ。家かえって千冬姉にばれそうですっげえスリル」

シャル「…………」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ　


（襟元から覗く鎖骨や白いうなじ、か細い肩が震えだす）

（白い肌に朱が差すのは心中の興奮のため）

（とうとうソフトクリームも取り落とす）


一夏「おい、どうしたんだよ、俯いて？」ﾁｯ

シャル「…………」

一夏「つかさ、ぶっちゃけゆうとさ、マジたりぃんだけど？」

シャル「一夏、ごめんね。僕、一人で買い物したいから、先かえっててくれるかな？」

シャル「僕なんかに付きあわせたらすまない気持ちだよ……」

一夏「ああ、そのとおりだな」ｷｯﾊﾟﾘ

シャル「…………」



一夏「じゃな……」

一夏「あ、そうそう」

一夏「そのアイス代は、後でルームメイトのラウラに請求しとくから。ちゃんと払っとけ」





一夏「お前他人に迷惑かけるのもいい加減にしろよ」





一夏「…………」ﾃｸﾃｸ

一夏（物陰から覗いている）

一夏「案の定、泣いてるな」　

一夏「…………」

一夏「鈴とも、セシリアとも、会ってなんかねえよ」ﾎﾞｿｯ

一夏「くだらねえ。これで、いいんだ」


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