過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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◆2PnxfuTa8.
[sage saga]
2012/04/02(月) 16:32:41.11 ID:KQfcG9UG0
【ブギーマンは笑ってる 最終話「ゴールデンスランバー」】
「……とまあそういう訳で今の世界はそこそこに平和が保たれているんですよ
悪魔憑きの数が減れば世界も少しは平和になりますしね
生き残った悪魔憑きの情熱も妲己への復讐やら悪魔憑き同士の戦いに向けられてますから
貴方みたいな新しい悪魔憑きに関しては知りませんが」
「ちょいちょいちょい待った」
「なんですか?」
「その話が本当ならあんたって今はお偉いさんって奴なんじゃねえの?」
「汝欲するところを為せ、私は好き勝手やるだけです」
「ははん、最高にCOOLだな」
野球帽を目深に被った青年が金属バット片手に笑う。
「じゃあ、あれかい?
あんたは将来有望なオレをスカウトしに来たってかい?
自分で言うのもあれだが俺ってかなり素養あると思うぜ」
「ふふん、そうですね
化物になった恋人の為に毎晩血を調達しているんですからね
中々悪魔的で才能が有ると考えて良い」
「……はん、ご存知でらっしゃったか」
「良い話じゃあないですか
化物になってしまった恋人と生きるために自分もまた化物になるなんて」
「…………」
「そこで提案ですが……」
次の瞬間、大量の煙が見る間に辺りを包む。
花火を加工して作った煙幕発生装置だった。
「…………逃げられてしまいましたか
魔術でないだけに感知できませんでしたね」
青年はもう居ない。
「うーん、のんびり研究をやるために部下を集めたいんですけど上手くいきませんねえ
クラインを修行に出したのは間違いだったかなあ……」
集会における悪魔たちの大量虐殺事件。
あれ以来、一部の悪魔憑き達は王の力を手に入れて自由に振る舞うようになった。
王の力を持つ悪魔憑き同士で戦いは激化していったが最終的に平和条約を締結。
少数の強い悪魔憑きが話しあって大きな決定をするようになっていた。
ブギーはそういった世間の流れに背を向けて一人研究のために山に籠もり、時々見込みのある悪魔憑きを仲間に誘う生活を続けている。
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