過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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仮面ニャルライダーホテップ第四話
[saga ]
2012/05/16(水) 00:23:42.80 ID:3Zjtrkhw0
「マーシュが失敗したか」
巨大な会議室に集まる三人組。
まとめ役である年老いた男がため息をつく。
「斥候程度の仕事しかできぬ三流に向かわせたのがそもそもの失敗
僕が行っていれヴぁあの仮面ライダーもどきなんてすぐに始末できたかも!」
ボーイッシュな少女が机をバンバンと叩く。
「お前は三賢人の一人として軽率に動こうとする癖を直した方が良い
……ジョー、お前はどうする?」
「…………」
仮面を被った青年は黙って銃器の手入れを続けている。
「そうか、沈黙を以って否定とみなそう」
「僕が行くんだってヴぁ!」
「落ち着け、相手は無貌の神の力を得た悪魔憑き
最初から派手に攻めかかって失敗してはしょうがあるまい」
「ちぇっ」
「宇城愛奈は我々の計画に無くてはならぬピース
地球の巫女として此方側に迎え入れなくてはならぬ娘だ
石橋を叩いて渡るくらいで丁度良かろう……」
老人が指を鳴らすと漆黒の影がぬるりと浮かび上がる。
「行くが良いナイトゴーントの悪魔憑き
貴様の働き次第では大首領様に力を与えていただけるかも知れぬ」
「御意」
それだけ答えると漆黒の影は会議室から影も形もなくなった。
「ラピュタ翁」
「なんだジョー?」
「相手は確かニャルラトホテプの悪魔憑きだったな」
「うむ」
「俺も少し様子を見てきて良いか?」
「構わんが……まだ余り派手に動くなよ?
ブギーマンが居なくなったせいでまた教会がうるさい」
「解ってる」
「ずううううるうううういいいいい!」
二丁の拳銃を腰にぶら下げてジョーと呼ばれた男は部屋を出ていった。
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