過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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仮面ニャルライダーホテップ第四話
[saga ]
2012/05/16(水) 00:25:05.96 ID:3Zjtrkhw0
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「ふふふん〜」
鼻歌交じりに夜道を歩く少女。
塾から帰ってくる為に夜道を歩いていたのだがやはり怖いらしい。
鼻歌でも恐怖を紛らわせずにiPodで音楽を聴き、形態をいじり始めた。
「…………」
そこに背後から迫る黒い影。
音もなく電信柱から電信柱に飛び移り、真上から少女に……
鈍い衝突音に少女が振り返ると、そこには誰も居なかった。
「……早く帰ろ」
少女が駆けていく壁の一枚向こう側ではナイトゴーントとマスカレイダーが対峙している。
闇夜に浮かぶ白い魔力光のライン。
全身黒一色のナイトゴーントに比べてマスカレイダーの方が若干位置を補足されやすい。
ナイトゴーントが雄叫びを上げるとマスカレイダーを囲むように何体ものナイトゴーントが現れる。
「活動(アッシャー)、勝利(ネツァッフ)」
先手を取ったのはマスカレイダーだった。
白色の魔力を漆黒の拳に乗せて殴り抜ける。
非常にシンプルなフィジカルエンチャントだが、だからこそ強い。
特にこのような囲まれた状況では先手を取れるか否かが勝負を決める。
その先手を取るための手段としてフィジカルエンチャントは非常に有効だ。
「シャアアアア!」
叫んだところでもう遅い。
最初の一体の頭が見事に吹き飛び、青い炎に包まれて消滅する。
背後から迫る次の一体には後ろ回し蹴りで対応。
側転で鋭い爪を回避するとバック宙で後ろをとって背骨を折る。
「形成(イェツラー)!」
空中に魔法陣が現れてそこからバールのようなものが飛び出す。
マスカレイダーはバールのような物をキャッチして右から来るナイトゴーントを殴りつつ、左のナイトゴーントを蹴り飛ばす。
「――――これで終わりだ!」
最後に残ったナイトゴーントに向けてバールのようなものを振り下ろす。
しかしその刹那、正体不明の悪寒を感じてマスカレイダーは真横に飛び退く。
先ほどまで彼の居た場所が地面ごとえぐられている。
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