過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/06/26(火) 12:40:25.38 ID:Pbjok3OIO
「あいつはナンダ」
自身は気付いては無いが、既に彼女はあまりにも強大な力に
彼女の心は恐怖に塗り潰されて居た。
彼女は壊れかかった身体を引きずりながら相手から離れる様に逃げながら思い出す、あいつとの遭遇を、
思い出す、圧倒的な力の差を、思い出す、自身の窮地を、そんな中彼女に出来たことはただ小娘の様に泣きながら逃げる事しかなかった。
しかしその選択も意味を無くす。
??「どこ行こうとしてんだよブリキ」
彼女はそれでも逃げようと振り返りざまに手にした機関銃の引鉄を握り込む、なんとか弾は出たものの何の役にも立たず
ただ両腕を切り落とされる結果となった。
腕を斬られた衝撃で自身の回路が飛びそうになる中それは見え無い瞳に写り込んだ。蒼き蝶がまるで花畑の様に当たり一面を飛び廻り、場違いな風景を創り上げていた視界全てを蒼塗りつぶされた中、その奥に何かが佇んでいた。そして此方を向くと
悪魔は喋った
「何ともみすぼらしい姿だな、こんなのが役に立つとは思えないが…まあいい余興にも成るし何より賭けは分が悪い方が楽しい」
そう一人呟くと私に向かって
「"汝欲する所を為せ"まあ足掻いてみたまえ、未完成の人形」
その後は、私は何も知らないただ何かが始まってしまった
そんな気がした、まだこの時に契約を蹴っていれば助かったかもしれない。
だが線路は変わらない
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