過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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機械人形
2012/07/06(金) 22:54:48.36 ID:rpV1tFrU0
扉とテーブル越しにあちらを見つめる、部屋にはなぜか模型やパソコン、何の用途に使うのかわからない機械、そんなガラクタが
所狭しと並んでいるそれらを見回し椅子に座り、向かい合い
「汚い部屋ですね、まるで今のあなたです」
「そんなことはないさ、君に比べればまだキレイな方さ」
「あなたは?」
「悪魔さ」
「なぜここに?」
「久しぶりの観光旅行さ」
「なぜ私を?」
「趣味と興味と実益から」
「…………」
私は単調とした質疑応の中、嫌な考えがよぎった。
「どうしたんだ?もう話の種がつきたのか?それともあのことが気になるのか?」
彼は部屋の奥のモニターを指差す。
そこに………
「いや、きみの契約は実に効率的だった、どちらにしろ死んでいるのだから良い判断だ」
私は信じたくなかった、いや、これまでの話で感づいていたが理解したくなかった
私は‥
「こんなに掴み掛かるなんて驚くじゃないか、まあこんなことをしても意味は無い、君は罪を犯しただが誰も咎めないこりゃ見事な完全犯罪だ」
「私はッ!!」
「もはや君を咎めるものはいない!君を罰することは最早叶わず、君の失態も卑怯も矮小さも全てここに押し込めた!君は誇ってもいい
己はヒトの感情を持ったと!また私は人らしいと!」
私はその場でへたり込み問うた
「そんな、では私のこの怒りは、この嫌悪はこの罪は何処に晴らせばいいんですか‥」
『簡単なことさ』
悪魔は嗤う
『元凶さ、元凶に訪ねに行くといい、おや?どうやら時間のようだ』
部屋の輪郭が滲んできた
『最後にワタシの名前だがグレムリンのBrainそう呼んでくれ』
すべてが眩しくなった時、私は懐かしの格納庫にいた。
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