過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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機械人形
[saga]
2012/07/20(金) 23:27:14.77 ID:fEpG6KZb0
女は苦しんでいた、耐えねばならぬ痛みから、苦しまねばならぬ己から
どれだけ言葉で諭してもその代償は拳に変わる、どれだけ抗おうとしてもその心は圧し折られる
女にとってその現実は耐え難い現実であった、死のうと何度もしてみたもののその行動は実ること無く枯れ果てた
ひとつは己の死の恐怖から、ひとつは男の妨害で
死ぬ自由すら奪われ女の心は死んでいた
そんな死んだ日々の中、女は店の中の紫の石に目を奪われる
胡散臭い”パワーストーン”なるものだ、世の中にそんな魔法じみたものはなくただあるのは詐欺と思い込み
そう考えながらもその石は女を惹き付けるそんな拮抗状態の中一つの声が聞こえた
「お客さんは何を望みで?」中性的な声に目を向けるが置かれている石や置物などで姿が見えない
奥に向かうとするも「いえいえ、こちらに来られても困りますこちらにはこわれやすいのがあるもので....」
女は尋ねた
「何か「いえいえ、ただ貴方様は何かに苦しんでるご様子、そのお助けになればと」.......」
やけに五月蝿い店主だ、女は振り払うかのように
「いえ、此処へはただの冷やかしですでは「いえいえ、その石に惹かれたのでしょうその石は欲望を叶えますどんなものでも
己の欲するままに只々..」
女は呆れた
「詐欺紛いな事言わないでください、もうい「あげますよそれ。いえいえ、その石がどうしてもと言いますので。」
女はますます呆れて
「いいです、買いますそれでいいでしょうもし叶わなかったなら投げ付けて返します」
女は値札どうりのお金を叩きつけ去った
その姿を目で追いながらもお金を拾い集めて店主は
「まあまあ、あんなに怒ってしまって困ったものです、この商売、接客が基本なのにこれでは売れるものも売れませんね
でも....」
店主は外を見つめ勘定をはじめる
「願わくばこれからも仲良く付き合えたらいいんですがね......あれ、お金が足りない..ま、いっか」
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