過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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:
ほいッスる
◆2PnxfuTa8.
[saga]
2012/03/26(月) 07:33:11.90 ID:EKup6GzM0
「うへぇ、苦いなおい!」
「飲みなれないようですね、遠く日本ではこれが一般的なお茶なのですが」
「おいおいここはカナダだろう?」
「ええ、まあね。しかし異国の文化に触れるのも中々悪くは無いでしょう?」
「あーあ、お前も昔っから珍しい物好きだよなあ?」
「うふふ」
「やめろよ、うふふとか言うと色っぽいだろ
マジ早くその身体俺によこせ」
「そう言われましてもねえ、代わりを今作ってる所ですから少し御待ちなさいな
彼女に殺されても知りませんよ?」
笑う二人の間に騒音が飛び込んでくる。
その方向はおそらくクラインが掃除を続けているであろう居間。
「誰かにつけられたのか?」
「そんなつもりは無かったんだがねぇ」
ブギーがパチン、と指を鳴らすと青年の悲鳴が聞こえる。
居間に二人が踊り込むと頭から血を流した青年が割れた窓ガラスから外に出ようとするところだった。
彼の足元にはクラインが転がっている。
「くそっ、なんなんだお前ら!
動くな!動けばこのガキの命がねえぞ!」
青年はクラインを抱え上げて拳銃を突きつける。
「あぁん!?この俺がそんなちゃちな脅しに……」
「やめなさいウルヴィー、ここは素直に言うことを聞いておきましょう」
「あ?だがこのままじゃあ、あの嬢ちゃんが……」
「今無理して彼女に何かあったら大変です」
ブギーはウルヴィーを制して後ろに下がる。
それを見て青年は安心したように窓から外に出る。
クラインは気を失っているらしい、ぐったりしている。
「……チッ」
青年はそのままクラインを抱えて何処かに去っていった。
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