過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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54:ほいッスる ◆2PnxfuTa8.[saga ]
2012/03/26(月) 21:33:45.42 ID:EKup6GzM0
「……ガブリエルじゃねえか」

「ガブリエルさんですか……何があったのですか?」

「ブ、ブギーさん……あの人って?」

「ガブリエル、告知の悪魔です
 用事がある時は人間の身体に憑依してこうやって私達悪魔にそれを告げる
 とても高位のお方ですから粗相がないようにしてください」

「え、えっと」

「私の後ろでおとなしくしててくださいということです」

「ハッハー!畏まることはないよ!僕は誰の敵でも味方でもないからね!
 そしてブギーマン!君は思ってもない事を言わなくても良いんだぜ?
 僕は君の正体を知っているんだからさ!
 さーて雑談は此処でオシマイ、告知しちゃうよやっちゃうよ!
 まずはウルヴィー!おめでとう!君は百体の同族を狩ることに成功した!
 そこで君の階梯(ランク)はPracticus(プラクティカス:実践者)にまで上がったよ!」

「ハハッ、やっとブギーを追い越したぜ!」

「実力の割には階梯低いのは普段から真面目に人を脅かさないからだね!
 まあ不当ってほど低くはないから僕は文句言わないけどさ!」

「だって趣味じゃねえしさ!」

「知ったこっちゃあないぜ
 お前たち悪魔憑きに与えられた義務(ルール)は【欲する所を為せ】だけど
 課題(ワーク)は【恐怖と尊崇の対象になれ】なんだぜ!
 しかしそれもすぐに変わるけどね」

「なんですって?」

「そう、それが二人にとってハッピーなニュース
 “蝕”の時期が迫っている、次なる悪魔憑きの王が生まれる時期は近い
 具体的に言えば来月!
 皆で仲良くお祭り騒ぎしようぜええええええ!」

「……ほう、それは良い事を聞いた」

 ブギーは呟く。
 彼のある願いを叶えるためには“王の力”は必要だった。
 今回は駄目でも次回、次回が駄目でも次々回、そう考える彼としては今回決められるであろう悪魔憑きの王は強い興味の対象だった。



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