過去ログ - ペルソナっぽい悪魔設定のシェアワでお話を書いてみたい人集まれ
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99: ◆2PnxfuTa8.[saga]
2012/03/30(金) 23:01:02.28 ID:kkKQA7J30
【ブギーマンは笑ってる 第十一話「男同士のイチャイチャとか作者の性癖的に限界が来ているから誰か助けて」】

「さて、これでどうでしょうか?」

 蝶を模した銀の髪飾りがクラインの髪に添えられる。
 中央には乳白色の宝石が輝いている。
 依頼をしていたアクセサリーが完成して、ブギーはそれをクラインに装着しているところだった。

「……似合いますか?」

「ええ、とっても」

 クラインは髪飾りになったイヴィルベリルをつけてドレスで着飾っていた。
 
「……嬉しい」

 クラインはボソリと呟いて顔を赤らめる。

「場所が場所ですからね、服装にも気を付けないと」

 ブギーはそんなクラインの様子に気づかない。
 自分のタキシードについていたホコリを落としている。

「さて、そろそろ迎えも来ることでしょうから下で待っていましょうか」

 そう言うと同時にクラクションが鳴る。
 ランボルギーニカウンタックに乗った大男が家の前に居る。

「さっさとしろよブギー!」

「分かってます、今準備が出来ました!」

 あわただしく二人は一階まで降りてくる。
 それぞれ旅行用のカバンをカウンタックの後ろに無理やり詰めるとブギーは助手席にクラインは客席に座る。

「よし、それじゃあ出発と行きますか」

「ええ、願わくば快適な旅であることを」

 その願いどおり旅は順調だった。
 カナダを北へ北へと進みとある港町へ
 そこからは船で北上して向かうは北極付近の地図にない森
 生身の人間ではとても近寄れないその森の中は殆んど日が差さないがそれでも少しばかりは日照時間がある。
 しかしその僅かな日照時間の間に起きる日蝕の時、異界への門が開くのだ。
 そこは“悪魔”が住む“世界の外側”とこの世界の間に存在する“幽世”
 祭りの舞台である。



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