過去ログ - さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜
↓
1-
覧
板
20
901
:
◆ySV3bQLdI.
[ saga]
2012/12/20(木) 03:16:30.67 ID:P2uWvMw9o
ゼロは冷静に両者を眺めている。
ただ一人、彼だけはこうなることを予測していた。
昨日、杏子と話した実験。魔法少女の力がホラーに通用するかどうか。
結果としては、まずまずだった。
充分なダメージは与えられるが、やはり封印には至らないか。
まだ判断するには早計だが、経過を観察する余裕などあるはずがなかった。
ゼロは直ちに、その場で跳躍。
ムーンサルトでモロクの頭を跳び越しつつ、頭上で双剣の柄尻を組み合わせる。
銀狼剣は繋がり、ひとつの剣に――銀牙銀狼剣になった。
剣は銀の光を帯び、ゼロ自身も月光を浴びて鎧を白銀に煌めかせる。
ゼロは着地を待つことなく、頭上から破邪の刃を振り下ろす。
「っりゃぁああああああ!!」
一刀両断。
モロクの額から股に掛けて線が走り、切れ目から光が溢れる。
刺さった槍ごと、モロクの肉体が崩壊していく。
残滓のような淡い燐光も解けてゆき、じきに完全に消滅した。
浄化を確認したゼロは精神を集中。
すると身体を覆っていた鎧は、零から抜けるように何処かへ消えた。
鎧を魔界へ送還した零は、大きく長い息を吐く。
『今回、ちょっと危なかったわね』
「まぁね。たまにはこういうこともあるさ」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/567.33 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1332687612/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice