過去ログ - 勇者「淫魔の国の王になったわけだが」
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140: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/03/27(火) 03:57:33.91 ID:h7sEMOtHo
ワルキューレ「……何者、なんだ。…貴様は、いったい……?」

堕女神「…私は、淫魔の王の側近です。……前身は、『女神』でしたが」

ワルキューレ「女神…?」

堕女神「はい。…今となっては神位を追われ、淫魔の国に腰を据えておりますけれど」

ワルキューレ「それでか。我が主と同じ匂いを感じたのは」

堕女神「貴女や貴女の主と違い、戦いは嫌いですが」

ワルキューレ「……よくも言う」

堕女神「ただ……『人間』は今でも好きです。陛下とは別にしても」

ワルキューレ「…理由を訊いても良いのか?」

堕女神「もっとも大きなものを一つだけ、挙げるとすれば」

立ち上がり、再び彼女の体を支えながら、横にさせる。
仕上げに、毛布と布団を首元までかけさせてから、台車を押してゆっくりと扉へと歩き出す。

堕女神「…こんな私でも、今でも誰かを、何かを『愛』して良いのだと。陛下が……教えてくれたからです」




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