過去ログ - 勇者「淫魔の国の王になったわけだが」
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56: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/03/27(火) 02:46:33.50 ID:h7sEMOtHo
ワルキューレ「嫌、あぁぁーーーっ!!」

割れ目の上に異物を感じた瞬間、体が大きく反れ、鎖を揺らし、伝わった振動で滑車が軋んだ。
最悪の想定が、現実になってしまった。
絶望、いやその先へと到達してしまった事に喪失感が心を埋め尽くす。
涙がぼろぼろと零れ、いっぱいになったアイマスクの縁が意思を持つように浮き上がり、頬へと伝わらせた。

直後、石造りの床へ大量の水滴が落ちる。
彼女の股間からほとばしる液体が、撒き散らされて足元へ水溜りを作る。
恐怖の絶頂で緩み切った尿道は、もはや留める力を持たない。
膀胱が空になるまで、止められはしなかった。

失禁の最中、彼女は、絶望とも恐怖とも喪失とも違う感情を密かに灯らせていた。
―――それは、解放感。

みっともなく悲鳴をあげ、涙と洟と唾液を垂れ流し、さらには下からも失禁する。
全身全霊で怯えを現し素の自分をブチ撒けるような、えもいわれぬ「快感」。
奔放な淫魔達とは違い、規律正しき戦乙女として生を受けた、「反動」。

膀胱の中身を吐き出し終えるまで、彼女は解放感に打ち震えていた。


サキュバスA「あらあら、凄いわ。……ところで、どこが熱いのかしら?」

ワルキューレ「…はぁっ……はぁっ………何……だ……?」

サキュバスA「いやね。ずっと押し付けたままなのだけど。……そんなに、熱かったかしら?」

ワルキューレ「えっ……!?」



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