過去ログ - とある原石の血塗られの姫(ブラッディプリンセス)
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◆qF/DctsjRY
[saga]
2012/03/27(火) 00:31:52.42 ID:aAGY22vV0
気付けば、俺の周りは血の海だった
チビ先生も、ムカつく元暗部の奴らも、学校の奴らも……
みんな血まみれで倒れていた
「何があった……」
思考が追いつかない、何もかもが突然過ぎた
少し奥に、人影が見える。何かがわかるかもしれない
しかし、俺の足はその人物の手前で止まった
「ひ、姫神……」
地面に倒れふす、愛しい人である少女の首を何者かが絞めていたのだ
足が動かない……助けなければ
この少女だけは、救ってやらなければ
気持ちとは裏腹に、体がいうことをきかない
そんな自分に気付いたのか、姫神の上にいた人物は、ゆっくりと顔を上げ
カキネ「……どうした?もうひとりの俺」
カキネの笑い声と俺の悲鳴が、辺りに響きわたっていた
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