過去ログ - 勇者「お前が勇者をやってみろ」 魔王「どうしてそうなる?」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
2012/03/28(水) 01:16:13.89 ID:wqn4CCQG0
―――勇者は手の平に魔翌力を集中させた! しかし、途中で霧散した!
勇者「っく、魔法が、どうしたというのだ!?」
賢者「無駄じゃよ。 お主が今付けている魔石付きの指輪をしている限り、一切の魔法は使えん」
勇者「何だと!? ・・・・・・っぐ、外れないっ」
賢者「そりゃあ、魔翌力で引っ付いておるからな。 油を塗りこんでも絶対に外れんよ」
勇者「ならば、この腕ごと切り落とすまでよ!!」 ブン!
賢者「・・・・・・無駄じゃ」
勇者「うっ・・・・・・っ」 ガクン
勇者「何故だ・・・・・・何故剣を振り抜くことができない!?」
賢者「当たり前じゃ。 勇者の自傷自決行為など、神や精霊がお許しになるはずがない」
勇者「っく・・・・・・」
賢者「勇者とは魔王を倒し、象徴として語り継がれなければならぬ者。
凱旋し、世界に平穏を詠わねばならぬ者。 何よりも、非道な行いを起こそうと思うものなら、
即座に制裁がその身に楔を打ち込む。 それが一生、お主につきまとう。
“彼”も言っておったじゃろう。 呪いだと」
勇者「ふん、非道な行いだと? ならば試してやろうではないか。 貴様を剣の錆にしたあ・・・・・・とで・・・・・・」 フラリ・・・・・・
賢者「頭痛と脱力感が半端じゃないじゃろ? そうなるんじゃよ」
勇者「ぐ、がぁぁ!!」
賢者「善行を幾度となく繰り返し、神や精霊から真の信頼を得るまで、矯正という形で続く呪いじゃ」
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