過去ログ - 勇者「お前が勇者をやってみろ」 魔王「どうしてそうなる?」
1- 20
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2012/03/28(水) 16:25:48.52 ID:wqn4CCQG0
盗賊「・・・・・・はい?」

魔法使い「おかしいと思いました。 初めの違和感は、日が落ちたというのに、城に明かりが一つも灯っていないこと。
     そして、偉大なる英雄が帰還したというのに、パーティーが催されず、それどころか、城に人気が全くないこと」

盗賊「知らないわよそんな事。 もう、あんたはあんたで好きにして頂戴。 あたしは勝手にやらせてもらうわ。」

魔法使い「鍵を下ろしてください!!」 スチャ

盗賊「何よそれ、クロスボウ?」

魔法使い「この先にあるアイテムは、誰も干渉してはならないモノなんです」

盗賊「へぇ・・・・・・そう」

魔法使い「存在は知っていました。 けど、国の根幹に触れるようなことは大罪中の大罪です」

盗賊「・・・・・・」

魔法使い「お願いです。 ここで、引いてください」

盗賊「・・・・・・」

魔法使い「盗賊さん」

盗賊「・・・・・・分かった」

魔法使い「あ、ありが・・・・・・」

盗賊「とでも、言うと思った?」

魔法使い「・・・・・・っ」

盗賊「どこの世界に、獲物を前にしてケツを捲くる盗賊がいるってのよ」

魔法使い「盗賊さん!!」 グッ

盗賊「開けようとしたら、それであたしを撃つのかしら?」

魔法使い「はい。 ・・・・・・撃ちます」

盗賊「そうかい。 でもね、あたしも盗賊なんて名乗っている手前、簡単には引けないんだよ!!」

魔法使い「盗賊さ・・・・・・!?」



―――突然、城内に大きな爆発音が轟いた!!



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
130Res/109.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice