過去ログ - 黒井社長「行くぞっ!!青二才っ!!」(アイマスSS)
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2012/03/29(木) 12:02:16.65 ID:lnWJ8GSr0
「どうせやるなら765や876に負けないくらいの、可愛い子を雇いたいですね」

「そうだなあ。形だけとはいえ事務所を構えてアイドルをプロデュースするとなると、夢を見て来てくれた子供たちの為にもマジメにやりたい
 しな。だったらこっちもプロデュースが楽しくなるような逸材が欲しいところだな。しかしキミィ、私は男性アイドルというものの需要にも
 目を付けているのだよ」

「えぇ〜、ヤロウのプロデュースですか……まあ業界的にはニッチだから、成功する可能性は高そうですが……」

「まあそう露骨に残念がるな。男性アイドルは絶対数が少ない分、当たれば大儲けできるぞ。それに私の才覚が合わされば、天下を獲るのも夢で
 はないさ」

「社長、本業を忘れないでくださいよ。俺たちは人身売買の壊滅が仕事なんですからね?」

「ん?キミはウチの所属アイドル第一号、男性グループ「ジュピター」の天ヶ瀬冬馬クンとしてのデビューが決まっているが?」

「社長、今までありがとうございました。一緒に死んで下さい」

「じょ、冗談だよキミィッ!!真顔で東京湾を目指すなあっ!!別に3人組くらいにして残りの2人を伊集院北斗クンと御手洗翔太クンという芸名に
 して組ませようなんて考えてないから!!」

「やけに設定作り込んでるじゃねえかっ!?何だそのホストみたいな名前は!?ああ嫌だあっ!!このまま帰って会社を作ったら、半ズボン履かされて
 ローラースケート履かされてアイドルにされてしまうぅ〜っ!!だったらいっそのこと、このまま死んだ方が……」

「それはいつの時代のアイドルだいキミィ!!」

 東京湾を目指す俺と社長のハンドルの奪い合いで、黒のベンツは蛇行しながら夜の街を駆けるのだった。



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