44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/03/29(木) 18:27:12.26 ID:TOjhpbtQ0
男「……」
男「……分からないよ。何も……分からない」
男「女が背負ってるものも、その重さも、どんなことをしてるのかも、どんな気持ちでしてるのかも」
男「何も知らない」
男「話すのが嫌なら、俺は知らないままでいい」
男「……でも、」
男「女がいつか、そういう色んなものから開放される日まで」
男「……いや、開放されたいと女が思って、助けを求めてくれるまで」
男「俺は傍にいたい」
男「傷は、消えなくても、癒えるものだって、伝えたい」
男「……この傷は、俺のそういう覚悟の証として、切った」
男「この傷が治っていくのが、女にも見えるように」
女「…………」
男「……一応、これが、俺の奇行の訳なんだけど……」
男「どう……かな?」
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