過去ログ - 御坂「めでたしめでたし……って。終る訳ないじゃない」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/03/30(金) 15:52:44.19 ID:2641Ju7H0
 
「大変ですの! お姉さ…、」


 パッ、と。急に風斬り音に似た独特の音が耳元に届く。
 鉄橋で立ちつくす御坂の目の前に、後輩の白井黒子が空間移動で現れた。 


「ま」


 急いだ様子で駆けよってきた白井は、
 茫然と一点を見つめたまま微動だにしない御坂の顔を覗き込む。
 同時にぎょっとした表情浮かべ焦った様子で白井は御坂に質面攻めを浴びせる。


「どうなさいましたのお姉様ッ!? ご気分が優れませんの? 何処かお怪我を? それともおかしなものでも召しあがって?」

「わぁッ」


 白井の鬼気迫るそぶりに圧されようやく覚醒する御坂。


「な…何言ってんのよ。…で、何が大変なわけ?」

「あ、その…」


 御坂が反応を返す。ワンテンポ遅れて白井が当初の要件を口にした。


「先日の無断外泊について寮監から呼び出しが……。納得のいく説明をせよと。
 早急に出頭しないと実力行使も辞さないと…」


 冷や汗を流しながら話す白井の後ろに居もしない寮監が修羅の形相で腕を組む姿が目に移る。
 ……幻覚だ。紛れもなく錯覚なのだが――。
 背中に感じる悪寒が嫌な近未来を約束しているように思えた。



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